ホテル天山閣火災救護出動

映像記録

1.日時

  平成10年11月17日(火)午後6時火災発生

2.場所

  和歌山県西牟婁郡白浜町湯崎 ホテル天山閣

3.状況  

  ホテル天山閣において火災発生の情報を収集し支部職員と和歌山県赤十字特別救護隊隊長が午後8時に支部に駆けつけ情報収集と職員、救護隊員の招集、医療センターに常備救護班の待機要請を行った。

  和歌山県下は、強風波浪注意報が出されており北西の風、陸上で12m、海上で18mの最大風速が吹いている状況で和歌山県消防防災課と協議し、延焼の可能性が強く大火災になる様子なので被災者に備え救護班の出動する事となった。

  支部には全職員(10名)と救護隊員18名が集まりテント2張り、救護資材、医薬品等を車に積み込んだ。

  その後、情報により火災は、ホテル4階から出火し同ホテル別館に燃え移り近くの山林まで延焼し消防車30台出動との事で2次災害も考えられるため支部職員3名、救護隊員4名、常備救護班3名(医師1名、看護婦2名)が指揮車、無線車、救急車の3台に分かれて午後11時に支部を出発した。

  また、同じく特別救護隊泉分隊、有田分隊、中紀分隊計11名も現場に向かった。

  支部では、出動職員以外の全職員と隊長以下出動隊員が待機。

  支部を出発した本隊は午前0時30分に白浜町役場に到着し、現地本部長(町長)の指揮下に入る。

  火災は、ホテル及び山林の一部に延焼するも、地元消防団員の必死の消火活動により、全員無事が確認され、近くのホテルに避難する。

  火災時の避難誘導がすみやかにされ、幸い民家に延焼せず被害も少なくすんだため、現地本部と協議の結果午前1時45分に退却。

  午前3時40分に支部に帰還。 

 

  以上

映像記録

○ 出動準備

○ 医療救護班乗車

○ 海南市走行中 (指揮車)

○ 災害対策本部到着(点呼)

○ 災害対策本部内

○ ホテル天山閣前

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