第33回和歌山県コンビナート等総合防災訓練 平成10年10月22日(木)13:30〜15:00
1.目的
この訓練は、コンビナート地域における大規模災害に対し、和歌山県石油コンビナート等防災計画に基づき、防災関係機関が緊密な連携のもとに流出油防除、消火、交通規制、救急救護、被害状況等情報収集及び広報等の活動を通じ、本県コンビナート地域の防災体制の万全を期することを目的とする。
2.場所
和歌山県海南市藤白758番地 和歌山石油精製株式会社海南精油所
3.主催
和歌山県石油コンビナート等防災本部・和歌山北部臨海広域消防協議会・海南市
4.参加機関 23機関
5.災害想定
平成10年10月22日、13時30分頃、和歌山市周辺を震源とするマグニチュード7の地震が発生し、和歌山石油精製株式会社海南精油所の危険物屋外タンクN−3にタンカー船から原油受け入れ中の輸送管が破損し、多量の原油が防油堤内外及び海上に流出した。
この流出油の処理作業中、余震で生じた火花により引火、原油タンク、海上及びタンカー船から火災が発生し、懸命の消火活動にもかかわらず、隣接するタンク群に延焼する危険が生じた。
また、この地震により従業員多数が負傷した。
6.赤十字機関の訓練内容
応急救護所開設訓練。